フダンヅカイ
豊かなノイズが生まれる場の発明をめざして ~株式会社ツクルバ中村さんと、お酒を飲みながら小一時間~

第5回 焦燥感

加茂 中村さんって、いつも危機感がありますよね。
co-baを立ち上げた当初も
特定のグループが仲良さそうにしていたので
「これ以上内輪感が出てきたら怖いな」
とかおっしゃっていましたし。
常に新しいことをやっていかないといけないと
思っているのかなと感じているんですが。
中村 たぶんそれは、癖になってしまっていて、
焦燥感があるんですよね。
常に何かに焦らされているというか。
コンプレックスかもしれないんですけど、
なにか新しいことをやっていないと、
価値のない人間になっちゃうんじゃないかみたいな、
焦燥感は昔からあるんですよね。
加茂 僕も今の仕事を続けているだけだとまずいなと思って、
この「フダンヅカイ」を立ち上げようと思ったんです。
普段通りの言葉というのはおもしろいもので、
その時その時によって違うんですよ。

できたら恒例行事みたいな感じで、
こういった話を半年ペースぐらいでやりたいですね。
年末と夏の前くらいに、
「中村さん、今年もですね…」みたいな。
中村 いいですね(笑)。
「始まりましたね!」みたいな。
加茂 そんな感じで(笑)。

人に作られた自分の言葉っていつまでも一緒なんですけど、
普段の自分の言葉は常に違うと思うんですよ。
その言葉の変化をずっと追いかけ続ければ、
読者も長く楽しめるサイトになるんじゃないかなと
僕は思っていて。

だから、フダンヅカイに出ていただいた人とは、
半年周期でも1年周期でも良いんですが、
定期的におはなししたいと思っているんです。
中村 まさに、テレフォンショッキングみたいな感じですね。
加茂 タモさんみたいに「久しぶり!」みたいな。
中村 テレフォンショッキング何回目ですね、みたいな。
加茂 そんな感じでやっていきたいなと思ってます。

中村さんだけじゃなく、ツクルバという会社で働く人
みんながそうだと思うんですけど、
これだけ変化が激しい中で働いていると、
たぶんみんな半年後には言っていることは
変わっていると思うんですよ。
それでいいじゃないという場を作ろうと思って。

例えば中村さんは今は巨乳が好きだけど、
来年は貧乳が好きになっているかもしれないじゃないですか。
中村 あり得ます(笑)。
加茂 あり得ますよね(笑)。
なので定期的におはなしをしたいなと。
ぜひまた出てください。
中村 ぜひぜひ。レギュラー化していただければ。
加茂 中村さんは常に考えていることは
たくさんある印象だったので、
それを掘り出していって、
半年後くらいにどう変化しているのかを
お互い確かめたら面白いと思いませんか。
中村 それは自分も興味ありますね。
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