フダンヅカイ

インタビュアーが、インタビューされたら。

第2回 多くの人の力を借りて

加茂 なでしこVoiceって、
編集担当者はいるんですか?
濱田 私ともう1人、
菜々子という親友が担当してくれています。
加茂 菜々子さんは、
雑誌とかメディア制作に携わりたいという
考えがあって手伝ってくれているんでしょうか。
濱田 そうではないですね。
なでしこVoiceの理念に共感して、
一緒に活動してくれています。
濱田 ちなみになでしこVoiceのスタッフの共通点は、
人生の中で海外に携わったことがあるということですね。
菜々子は帰国子女だし、マレーシア人のバーディーや、
中国人、ロンドン留学中の日本人など様々な人がいます。

日本だけの価値観に捕われていない人達が
私が言っていることに対して、
共感してくれた結果、
協力してくれているんです。
加茂 ちなみに、バーディと濱田さんは
どこで会ったんですか?
バーディ 僕は2007年に留学生として
日本に来たんですけど、
真里とは友達が早稲田大学で立ち上げた
合唱イベントで知り合いました。
濱田 ないですね。
加茂 そこで出会った時になでしこVoiceの
原型みたいなものはあったんですか?
濱田 全然考えていなかったです。
だからバーディーとも、
当時はすれ違った時に
挨拶する程度の関係だったので
今みたいにたくさん話すことはなかったですね。
濱田 話すことってなかったよね。
バーディ そうだね。
濱田 去年、なでしこVoiceの活動を
一緒にすることで仲良くなりましたね。
加茂 バーディーがなでしこVoiceの
サイトを作る提案をしたんですか?
バーディ 真里は初めはブログにしようと考えていたんですけど、
これはサイトにした方が良いと思ったので
作ることを勧めましたね。
濱田 だからバーディーがいなかったら
なでしこVoiceは生まれてなかったですね。

去年のちょうど6月11日に、
早稲田のカフェに呼び出して、
「バーディ、話があるんだ。こんな企画を考えていて」
って企画書を見せたら、
「いいじゃん、サイトにしちゃいなよ」
って言って。懐かしい。
加茂 その時にはまだ誰にも
インタビューはしていなかったんですか?
濱田 そうですね。
加茂 形がない状態で「それいいね!」と言うのは、
よほど理念に共感しないと出来ないですよね。
バーディ そうですね、
色々な生き方があるという部分に共感していました。
そして僕のようなメンバーが集まって、
アイディアを出し続けて
今のなでしこVoiceの形になったんです。
加茂 出来上がってきたらどんどん面白くなってきた。
バーディ そうですね。
加茂 そういうのっていいなあ。
面白いと言って協力してくれる人たちと
何かを作るのって良いですよね。
濱田 なでしこVoiceもそうやって
多くの人の力を借りることで出来ましたし、
今後もそうやって何か生み出していきたいと思っています。
加茂 長く続けたいサイトではありますよね?
濱田 はい。なでしこVoiceはずっと続けていきたいですね。
海外の女性の声を発信するメディアとして
もっと進化させたいです。
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