フダンヅカイ

インタビュアーが、インタビューされたら。

第4回 「ありのままのその人」のことを書く

加茂 なでしこVoiceを見ていて面白いのは、
出ている人が本当に普通の人なんですよ。
向こうに住んでいて大成功してお金持ちになった、
みたいなストーリーを持つ人がいないんです。

その辺って狙っていたりするんですか?
濱田 いえ、全く狙ってないです。
結果的にそうなったというか、
純粋に会いたいと思った人に会っているんです。

私はすごい経歴を持つ人のインタビューを見ても、
世の中の大多数の人は「あの人は特別だから」とか、
「自分には無理」と思うんじゃないかと感じていて。

だからより多くの人にメッセージを届けるためにも、
「この人はすごい人なんだ!」
という雰囲気を出すのではなく、
インタビューをして私が話を聞いて感じた
「ありのままのその人」
のことを書くようにしています。
加茂 僕、その考えが大好きなんです。
多分、これからなでしこVoiceに
すごい人が出てきたとしても、
近づきやすい人として掲載されるんでしょうね。

ただ、なでしこVoiceが
これから有名になっていったとして、
濱田さんがすごい人と思われて
近づきにくくなったら面白いですね。
インタビューされる人が、
「なでしこVoiceの濱田さんという
すごい人にインタビューされる」
みたいなことになったら…
バーディ そうなったら面白いね。目指してみたら(笑)。
濱田 いやいや、私はこのまんまだよ(笑)。
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