フダンヅカイ×SAKELIFE
今週のSAKELIFE

限定100本!
SAKELIFE謹賀新年ギフトセットのお知らせ

※こちらのセットの販売は終了しましたが、
「こんな美味しい日本酒があるよ!」
ということを知ってもらいたいので
アーカイブとして残しています。

こんにちは!フダンヅカイ代表の加茂です。
年の瀬を迎えたこの時期に
SAKELIFEが「謹賀新年ギフトセット」の販売を開始したので、
今週の週刊SAKELIFEはその告知をさせていただきます。
年末年始の期間限定となりますので、
今までこの連載をご覧になって
SAKELIFEに興味を持っていた方は
ぜひこの機会に注文してみてはいかがでしょうか?

気になるギフトセットの内容は…こちら!

SAKELIFEの厳選する熟成酒だけでなく、
お酒を楽しめる盃が4つもついてくるところがお得ですね。
年末年始は家族と一緒に過ごす方も多いと思うので、
このセットを頼んで1つ1つの盃で
飲み比べをしてみるのも面白いかもしれません。

そして、気になる熟成種の一覧はこちら!
どれもこのタイミングを逃すと
手に入らない逸品ぞろいなので、
1本1本、高橋さんの説明をしっかりと読んで
自分に合いそうなお酒を選んでみてくださいね。



1)諏訪泉・純米大吟醸・鵬
諏訪泉は鳥取県の山間の町、
智頭町で醸されるお酒です。

少量小仕込と手作りに徹することを基本とし、
純米大吟醸、特に鵬ブランドは、
モロミの塾度、上槽のタイミング、上槽後の熟成期間など、
1日単位で納得のいくまで経過を見るそうです。

そして世に送り出される鵬は、落ち着きがありながらも、
熟したリンゴを思わせる吟醸香と
幅と奥行きのある味わいが身上の酒です。
地酒ブームの頃は、特に全国で知られる銘酒となり、
入手困難になったこともあります。

また、僕の実家の酒屋の管理を
蔵本が絶賛してくれたことから、
鵬の中でも厳選されたものだけを当店向きとして、
別扱いで出荷をしてくださいました。
今回お届けする鵬も、ラベルこそ市販品と同じものの、
特に厳選し斗瓶に囲った商品です。




2)山三正宗・純米大吟醸袋絞り斗瓶囲い生原酒
とても小さな小さな島根県の蔵本。
その小ささを最大限生かし、
大吟醸クラスはすべて袋絞り、斗瓶囲いを行ってから、
槽で絞るという手間と暇を惜しまない蔵です。

原料米にも強いこだわりがあり、
大吟醸クラスは全量山田錦を用います。
香り高く、馥郁たる味わいには安定感があり、
その品質故に彗星のごとく名前が浮上し、
地酒専門店の中でも、特にこだわりの強いお店で
取り扱われるところとなりました。

新酒は、コストパフォーマンスにも優れ、
目隠しの聞き酒では、名だたる名門酒の
数万円クラスの大吟醸を抑え、
上位にランクインするほどです。

原料米の品質の高さもあり、
必ず熟成させれば面白いとの確信に基づき、
氷温で長期独自熟成を行いました。
穏やかで上品な吟醸香、
まろやかにして、なめらかな味わいは
熟成の成功を意味します。

今回、特に安定感のある
山田錦50%精米をチョイスしました。
食中酒として、冷や〜燗酒までお楽しみいただける
味わいに仕上がっています。




3)泉流越乃白雪・しぼりたて無濾過生原酒・如月
新潟は、弥彦神社の参道にある
酒造流儀・泉流の家元である弥彦酒造。
泉流は、日本の代表的な杜氏集団、
越後杜氏の大本となる野積杜を立ち上げ、育てた流派です。
泉流なく野積杜氏、越後杜氏は語れません。

この越乃白雪は、御歳90歳を数える会長兼杜氏の
多賀先生による作品。
現在の弥彦酒造は経営母体が変わってしまったため、
二度と飲むことのできない幻の逸品です。

原料米は、兵庫県特A地区特等米のみを使用しています。
普通酒でありながら、大吟醸表示できる50%精米。
独自の洗米方法、製麹方法を中心に、
吟醸にならないための独自の長期低温発酵で造られています。
袋絞りをした、贅の極みとも言える普通酒。
軽快にしてさわやかな飲み口は、
他の蔵の追随を許さない気品ある酒質と味わいです。




4)森の翠・純米大吟醸生原酒袋絞り斗瓶囲い
愛媛県の知る人ぞ知る旨酒。『森の翠(もりのみどり)』
残念ながら、2009年に廃業してしまいました。
97年に入社し、2004酒造年度より
四国唯一の女性杜氏であった宇高育子さんは
本も出版されるほど注目を集めました。

当店と宇高さんは親交があり、
すごく状態のいいモロミが出来たと連絡をくださいました。
それが大吟醸になることを伝えられ、
話し合いの結果その状態の良さと仕込み経過から、
純米大吟醸として絞っていただくことになったそうです。

そして、袋絞り斗瓶囲いやオリ下げをしてもらい、
上澄みを利き酒してもらい、
結果、生原酒とすることが決まり、
当店のみのオリジナル品として誕生しました。
今回は、その初回入荷分を
-10℃で氷温独自熟成させた商品です。
この機会を逃すと、二度と入手できない逸品ですので
どうぞお試しください。




5)富久長・特醸おりがらみ
典型的な広島吟醸を得意中の得意とする蔵本です。
蔵本令嬢であり、杜氏の今田美穂さんが醸すお酒。
醸造界のマドンナと呼ばれた彼女の醸す酒は香り高く、
上品な味わいは彼女ならではの酒造技術と
女性らしいきめ細やかな管理によるところと言えます。

かつて先代のもとに電話があり、
季節限定、特約店のみの
『特醸おりがらみ』がすごく状態がいい!と伝えられ
早速出荷してもらったそうです。

入荷後、状態を確認。香味のバランス良く、
そこにおりがらみならではの甘やかな含み香が
またなんとも絶妙でした。
ぜひお手元に届きましたら、
杜氏や蔵人の楽しみ方とされる
オリを下げ上澄みだけを呑む楽しみ方や、
瓶を上下に振り、おりがらみを楽しむ呑み方、
また最後にオリだけを楽しむ呑み方等を
されてみるのも一興ですね。

おりがらみは温度による味の変化が大きいので、
必ず冷温保存をしてください。
どうぞ、イロイロな楽しみ方で
お好みの味を探してください。
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