フダンヅカイ
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第6回 ひたすら想いを書き続けました

加茂 CAMPFIREに掲載したトラ男一家のプロジェクトって、
出だしがあまりよくなかったですけど、
最後に一気に追い上げて100万円に行きましたよね。
武田 トラ男一家プロジェクトはチャレンジ期間が17日間で
目標金額80万だったんですけど、10日すぎた時点で
残り60万くらい集めなきゃいけなかったんですよ。

60万を1週間で集めるんだって思ったときに
「どうしよう」って思って、
ひたすら想いを書き続けました。
ブログで発信し続けて、支援していただいた方にも
すぐコメントを返してといった感じで
パソコンにつきっきりでしたね。
加茂 10日で20万ということは、現実的に考えると
17日で40万いくかいかないかって感じですもんね。
武田 そこから追い上げて…その様子を記録して
グラフにしたんですけど…これですね。
加茂 すごいですね。後半に一気に伸びてる。
武田 1日で25万近くご支援頂いた日もあって。
この時期はもうひたすら想いをぶつけてました。
そしてこれは地域別のやつなんですけど。
加茂 これはいいですね。
どこから支援されたかが一覧できて。
加茂 地元の秋田から支援をもらうのはうれしいですね。
武田 秋田の方からは「PayPalの使い方が分からない」
って質問がたくさんきました。
加茂 「銀行振込はないのか」みたいな感じですか。
武田 他には「ネットの決済って大丈夫なのか」とか。
「もう直接振り込むからそれでOKにして」という声もあって。
「それじゃだめなんですよー」というやりとりが続いちゃって。
加茂 長野とか、秋田から遠い地域から来ているのも面白いですね。
長野は接点はあるんですか。
武田 長野は講演とかイベントとかで
3ヶ月に1回くらい行ってた時期があって、
それをきっかけにトラ男を知ってくれた人が
何十人もいて、その人達が応援してくださって。
神奈川もイベントでよく行かせていただいています。
加茂 そうなると、やっぱり思いを伝えている地域が中心に
支援をしてくれている感じなんですね。
武田 一方で全国的に割合の小さい地域の方々は
直接会ったことがなくて、
その人たちはCAMPFIREやFacebookを通じて
トラ男のことを知ってくれたみたいです。
加茂 そういう、会ったことがない人たちの支援って嬉しいですね。

今回は100人を超える人からの支援があったみたいで、
リターンがお米だったので発送の時は
大変だったんじゃないかと思うんですけど。
武田 めっちゃめちゃ大変でした。
特に3合パックの数が多くて大変で、
徹夜して作りました(笑)
これが3合パックなんですけど。
加茂 お米を詰める作業は秋田のメンバーがされたんですか。
武田 3合パックは僕が全部作ったんですけど、
5キロ以上のものは秋田の方で作りました。

1回に70個とか作って、
僕はその現場に行けなかったんですけど
今まで自分で精米をして、パッケージングして、
お客さんに届けるっていうのは
やったことがなかったんで
みんな大変だったみたいです(笑)

でもそれだけお客さんがいるということは嬉しいことで。
僕も農家の皆さんも大変だったんですけど、
嬉しい悲鳴でした。
加茂 米農家が急に米屋になっちゃったってことですもんね。
武田 今までは玄米の状態でJAに出荷するだけだったので、
今は本当にお米屋みたいな感じですね。

(つづきます!)

この連載でも何度か出てきますが、
2012年10月より、トラ男は「トラ男一家」という
お米の定期販売サービスを立ち上げました。

会員になると、毎月秋田の美味しいお米が届くだけでなく
おかずや食べ方の説明など、多くの特典がついてきます。

2kg、5kg、10kgと量も選べるので、
一人暮らしでも家族でも大丈夫。
美味しいお米を食べたかった方、
お米は好きだけど重くて買うのが面倒だった方、
定期購入を通じて農家を支援したい方などなど、
ご興味ある方はぜひこの機会に
トラ男一家に入っちゃいましょう!

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