加茂 | 高橋さんはSAKELIFEができるまでのお話の中で、 東京に出て居酒屋でお酒を飲んだとき、 日本酒がそもそも選択肢になかったとか、 日本酒についていい思い出がない人がたくさんいたから、 不思議に思ったとおっしゃっていましたよね。 |
---|---|
高橋 | ああ、はい。 |
加茂 | 僕はあのストーリーを見た後に イベントでSAKELIFEの取り扱っている日本酒を飲んで、 「あぁ、これは間違いなくそう思うわ」と思いました。 |
高橋 | ありがとうございます。 僕は父親から「これ飲んでみ」って言われて 美味しい日本酒を飲んで、もう日本酒が美味しいのが 当たり前って環境で育ってきました。 なので、うちの日本酒が、 僕にとってみんなが飲む日本酒だったんです。 うちの中にスタジオになっている部屋があるんですけど、 そこに友達とみんなで集まって飲んだりして 「あぁ、めっちゃ美味しいなぁ」って。 |
加茂 | はい。 |
---|---|
高橋 | そんな風に日本酒は美味しいって思っていた中で東京に出て、 うちが日本酒を卸していない居酒屋に初めて行ってみたら… 「なんじゃこりゃ!」って。 |
加茂 | (笑) |
高橋 | ほんとびっくりしましたね。 親父から 「まずい日本酒が大量にある。それが市場に出回っている」 って話は聞いていたんですけど、 「あぁ、なるほどなぁ」って思って。 「こりゃ好きな人できねぇよ」って。 |
---|---|
加茂 | 僕も今まで日本酒はあまり美味しいと思っていなかったんです。 あと、飲んだら悪酔いするっていうか、飲んだときに 「あー、これまた悪酔いするんだろうな」って思ったら、 案の定次の日アルコールが抜けてないとか。 |
高橋 | ああー、はい。 |
加茂 | 高橋さんが選んでいるお酒を飲んだ時、 美味しかったのと同時に、次の日に残らないっていうのが 一番びっくりしたんです。 たぶん今、このお店に並んでいる日本酒も みんなそうだと思うんですけど。 |
高橋 | そうですね、残らないですね本当に。 |
---|---|
加茂 | SAKELIFEの日本酒は生活に組み込めるお酒なんだなぁって。 |
高橋 | ありがとうございます。 でも最近、日本酒って知識が必要なんだっていうのに気づいて。 そのへんもSAKELIFEでカバーしたいと考えています。 |