フダンヅカイ
SAKELIFE! - SAKELIFE高橋さんと話した、日本酒のこと

第三回 こりゃ好きな人できねぇよ

加茂 高橋さんはSAKELIFEができるまでのお話の中で、
東京に出て居酒屋でお酒を飲んだとき、
日本酒がそもそも選択肢になかったとか、
日本酒についていい思い出がない人がたくさんいたから、
不思議に思ったとおっしゃっていましたよね。
高橋 ああ、はい。
加茂 僕はあのストーリーを見た後に
イベントでSAKELIFEの取り扱っている日本酒を飲んで、
「あぁ、これは間違いなくそう思うわ」と思いました。
高橋 ありがとうございます。

僕は父親から「これ飲んでみ」って言われて
美味しい日本酒を飲んで、もう日本酒が美味しいのが
当たり前って環境で育ってきました。

なので、うちの日本酒が、
僕にとってみんなが飲む日本酒だったんです。
うちの中にスタジオになっている部屋があるんですけど、
そこに友達とみんなで集まって飲んだりして
「あぁ、めっちゃ美味しいなぁ」って。
加茂 はい。
高橋 そんな風に日本酒は美味しいって思っていた中で東京に出て、
うちが日本酒を卸していない居酒屋に初めて行ってみたら…
「なんじゃこりゃ!」って。
加茂 (笑)
高橋 ほんとびっくりしましたね。

親父から
「まずい日本酒が大量にある。それが市場に出回っている」
って話は聞いていたんですけど、
「あぁ、なるほどなぁ」って思って。
「こりゃ好きな人できねぇよ」って。
加茂 僕も今まで日本酒はあまり美味しいと思っていなかったんです。
あと、飲んだら悪酔いするっていうか、飲んだときに
「あー、これまた悪酔いするんだろうな」って思ったら、
案の定次の日アルコールが抜けてないとか。
高橋 ああー、はい。
加茂 高橋さんが選んでいるお酒を飲んだ時、
美味しかったのと同時に、次の日に残らないっていうのが
一番びっくりしたんです。
たぶん今、このお店に並んでいる日本酒も
みんなそうだと思うんですけど。
高橋 そうですね、残らないですね本当に。
加茂 SAKELIFEの日本酒は生活に組み込めるお酒なんだなぁって。
高橋 ありがとうございます。
でも最近、日本酒って知識が必要なんだっていうのに気づいて。
そのへんもSAKELIFEでカバーしたいと考えています。
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