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加茂 | 今年はいま収穫の時期ですけど、 来年以降はトラ男の活動を通じて どんなことをやっていきたい感じですか。 |
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武田 | 来年以降ですか… |
加茂 | さすがに今は考えられないかもしれないですが、 ものすごい先の目標はありますか。 |
武田 | ものすごい先でしたら、 もちろん農家を増やしていく、 あと販売量を増やしていくというのが 秋田県としての目標ですね。 今のトラ男農家3人だけが良ければいいかといえば 全くそんなことはなくて、 まだまだいっぱい頑張っている若手農家もいるので、 その人たちと一緒にやっていくためのネットワークを これから広げていくことが必要だと思っています。 そして、トラ男が全国に広まったら 東京にトラ男ブランドだけのカフェを作りたいです。 食材は全てトラ男。 米は当然トラ男で、お肉や野菜も 今日は誰々が作ったがわかる。 そして、食べた時にその場で生産者に フィードバックできる仕組みがあれば最高です。 |
武田 | 僕たちってただ作っていれば良いってわけじゃないんですよ。 お客さんの口に入るまで、 お客さんに美味しいって食べてもらえるところまでを 見ていかなきゃいけない。 いいものを作っても、 たとえばだめな炊飯器を使っている時点で 美味しいと思ってもらえなかったりとか、 精米が良くなければだめだったりとか、 配送業者が良くなかったらだめだったりとか、 保存方法が良くないとだめだったりとか、 お客さんの口に入るまでにいろんな問題があるんです。 なので、ただいいものを作っていれば 美味しく食べられるかといえばそうでもない。 だから僕らは生産から消費までちゃんと見ていきたいし、 最終的にお米を食べてもらえるような イベントや場も作っていきたいと思っています。 |
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加茂 | それは武田さん1人だと大変ですね。 |
武田 | なので、来年47都道府県インターンというのを やりたいなと思っていて。 東京にいる地方出身大学生を47人集めて、 1ヶ月なら1ヶ月で地元に帰って、 地元のトラ男を作ってくださいという課題を出して、 日々情報発信はブログで報告してもらって、 一気に47都道府県で若手農家集団を立ち上げていくと。 僕もトラ男を立ち上げたときは 知識も人脈もなかったので、学生と一緒なんですよ。 だから、学生でもできるんです。 地元を元気にしたいという思いがあればできるので。 このアイデアが実現するのが 2年後になるか1年後になるかわからないですけど、 もっと食材に対して顔の見える度合いを 上げていきたいなと思っています。 |
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加茂 | 農業をしている人たちも、 自分が作ったお米が今日このお店に届いて、 というのがわかるとやりがいがありそうですよね。 |
武田 | 届いた先のことを考えると、 たとえばお客さんがFacebookに 「食べてます」っていうコメントをつけたときに、 作った人から「ありがとうございます」と返事が来る。 それっておもしろくないですか。 |
加茂 | それはおもしろそうですね。 生産者とお客さんがつながる トラ男カフェがいつできるか楽しみです。 |
武田 | なるべく早くやりたいんです。 初めは本当に小さいスペースでもいいと思ってて、 週1でも、ちょっとずつ食べる場を作っていきたいです。 今年の目標が 「作る人と食べる人が支えあう関係を作る」なので、 今後の目標は作る人を増やすことと、 食べる場を増やすことですね。 |
加茂 | より届けられる人を増やすってことですね。 色んな話が聞けて本当に面白かったです。 今日はありがとうございました。 |
(この連載はこれでおしまいです。 武田さん、おもしろいコメトーク、 ありがとうございました!) |
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この連載でも何度か出てきますが、
2012年10月より、トラ男は「トラ男一家」という
お米の定期販売サービスを立ち上げました。
会員になると、毎月秋田の美味しいお米が届くだけでなく
おかずや食べ方の説明など、多くの特典がついてきます。
2kg、5kg、10kgと量も選べるので、
一人暮らしでも家族でも大丈夫。
美味しいお米を食べたかった方、
お米は好きだけど重くて買うのが面倒だった方、
定期購入を通じて農家を支援したい方などなど、
ご興味ある方はぜひこの機会に
トラ男一家に入っちゃいましょう!
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